こども革命独立国

僕たちの「こども革命独立国」は、僕たちの卒業を機に小説となる。

引用または参考文献

( )は本文の数字と同じ。

また、引用箇所を明確にするため必要に応じて、その始め終わりに各々下線を付して示す(例:気光学の~違うという)等の工夫をしたが、引用が明らかなものについては付していない。

『 』は書名、それに著者、出版社、出版年、引用または参考としたページ数とつづく。

なお、(那)(市)等は図書館の略称。

 

                                                                         

第Ⅰ部

第一章:茶会の勃発

(1)『第二のフクシマ、日本滅亡』広瀬隆 朝日新書 2012年 P178,203,204

(2)(3)『怖がっていい、泣いていい、怒っていい、いつか、最後に笑えるように』井戸謙一 ママレポ出版局 2015年、P34-35,43-45

 

第二章:法の精神

(1)以下本文は主に次の書物を参考とした。

(なお、本文は解釈のひとつとして考えられるものであり、一般論となるものではない。)

原発訴訟』海渡雄一 岩波新書 2011年 

『2014年版 司法試験 完全整理択一六法 憲法東京リーガルマインド、P17,200,472

『2014年版 司法試験 完全整理択一六法 行政法東京リーガルマインド

P39-48, 251-270,282-283, 297,309

水俣病原田正純 岩波書店 2006年 P59,108,150

(2)(3)以下『水俣病闘争の軌跡』池見哲司 緑風出版 1996年 P60,311より

(4)第一章の(2)(3)と同じ

 

第三章:政治家の関与

(1)(2) 『水俣病闘争の軌跡』池見哲司 緑風出版 1996年 P130-131

(3)『勧進帳歌舞伎座百年記念 歌舞伎名作選集 講談社カセット 1988年 解説文よりP17

以下、歌舞伎のセリフ等は、そのほとんどが本シリーズからの引用である。

 

第四章:コメの花と首実検

(1)『聖書』中公バックス世界の名著13 前田護郎 中央公論社 1996年 P162(以下、中公と略) 

(2)『聖書』中公の『旧約聖書 創世記』よりP64(以下同様に旧約聖書の主に創世記からの引用)

(3)『白浪五人男』講談社カセットより

(4)アウシュビッツ等のナチスによる強制収容所の門に掲げられた言葉。

(5)『週刊金曜日 特別編集“憲法”』週刊金曜日 2013年より、自民党憲法改正草案を引用。

(6)『御殿』講談社カセットより

(7)『熊谷陣屋』講談社カセットより

(8)『白浪五人男』講談社カセットより

(9)『助六所縁江戸桜』の助六のセリフより

(10)マッカーサーのセリフ

(11)F・A・ハイエクの著書名

(12)黒沢監督の映画の名前

 

第五章:嘉南の島

(1)“契約”とは旧約聖書の重要な概念。

(2)筆者が親しくさせて頂いた自然農法の師匠の言葉。

(3)以下の文は、筆者が“脱原発集会”等で耳にした実話が含まれている。

(4)『聖書』中公 P72

 

第六章:復活

(1)以下『ハムレット』と落語の『品川心中』から適宜引用。

(2)『聖書』日本聖書協会1982年(以下同じ)の『ヨハネの黙示録』より

(3)『聖書』中公 P64

(4)『聖書』中公 P72

(5)『新約聖書』からの一節

(6)マーラー交響曲第2番『復活』より

 

第七章:出穂

(1)フェリーニの映画『道』より

(2)『ハムレット』より

(3)ハンナ・アーレントアイヒマンなどの“悪”を“凡庸な悪”と表したのを引用。

(4)(5)(6)『ユークリッド原論』縮刷版 共立出版 1996年 P13他

『リーマンとアインシュタインの世界』リワノワ 東京図書 1985年 P24,32

(7)『ニュートン』中公バックス世界の名著31 河辺六男 中央公論社 1997年 P563

(8)『天文対話』(上)ガリレオ 岩波文庫 1980年 P159-161

(9)『老子荘子』中公バックス世界の名著4 小川環樹 中央公論社 1994年 P190

(10)『自然農の米づくり』川口由一監修 大植久美 吉村優男 創森社 2013年 P58

なお、本文にある米づくりに関する記述は、主にこの本に基づく筆者の実体験による。

(11)『現代資本主義論』ヒルファーディング 新評論 1983年 P190

(12)『聖書』中公 P202

なお、本文の以下に続く“ラインの黄金”はワーグナーの楽劇の物語による。

(13)『聖書』日本聖書協会の『ヨハネ黙示録』 P395-396

 

第八章:参観の日

(1)前掲のハンナ・アーレントの言葉。以下、本文で何度か引用する。

(2)『勧進帳講談社カセットより

(3)以下本文の“放射線による内部被ばく”に関する記述は、主に次の書物から引用した。

内部被曝し続けている今いのちを守るために』矢ケ崎克馬監修 子どもと地球の未来・ノーベクレル

『死にいたる虚構』J・M・グールド、B・A・ゴルドマン PKO雑則を広める会 2009年 

内部被曝の脅威』肥田舜太郎 鎌仲ひとみ ちくま新書 

『‘脱ひばく’いのちを守る』松井英介 花伝社 2014年

『図解 原発のウソ』小出裕章 扶桑社 2012年

『怖がっていい、泣いていい、怒っていい、いつか、最後に笑えるように』前掲

『第二のフクシマ、日本滅亡』前掲 P198,203-204,237-238

『被ばく列島』小出裕章 西尾正道 KADOKAWA 2014年 P94-97,160-161

『ラムゼー・クラークの湾岸戦争』ラムゼー・クラーク 地勇社 1995年 P126-128,303,334

(4)以下本文の“科学史”に関する記述は、主に次の書物から引用した。

『物理学はいかに創られたか』上下 アインシュタイン、インフェルト 岩波新書 1990年

『物理学の歴史』竹内均 講談社学術文庫 1997年 P219-223,234-235

『Newton別冊 相対性理論ニュートンプレス 2001年 

ニュートン』中公 P65

『光学』ニュートン 岩波文庫 1983年 P330,393

『天文対話』前掲  

『聖書』中公 P59,62,465

(5)『御殿』講談社カセットより

(6)『勧進帳講談社カセットより。また以下本文も勧進帳のセリフが続く。

ちなみに戦後すぐの勧進帳で、物資不足で実際に教育勅語の巻物で演じたとの話あり。

(7)ショスタコビッチ交響曲第13番『バビ・ヤール』より

(8)福島原発立地地元に掲げられた看板の標語。

(9)魯迅狂人日記』より

(10)『マクベス』より。これは夫の国王殺しを教唆し幇助したマクベス夫人のセリフであり、夫人は自分の両手に染みついた人の血が“いくら洗っても消えない”と、夜な夜な徘徊を繰り返す。

(11)『聖書』日本聖書協会の『ヨハネ黙示録』 P387,389

(12)前掲のアーレントの言葉

(13)ゲーテの『ファウスト』より

 

 

第Ⅱ部

第九章:淘汰と萌芽

(1)以下本文の“地位協定”に関する記述は、主に次の書物から引用した。

日米地位協定入門』前泊博盛 創元社 2013年

また『他国地位協定調査』沖縄県 沖縄県地位協定ポータルサイト”も参考にした。

(2)3.11の後、石牟礼道子氏が言われた言葉。

(3)『ダーウィン』中公バックス世界の名著50 今西錦司 1993年 P223-225 (羽)

(4)『チェルノブイリの祈り』S・アレクシエービッチ 岩波現代文庫 2015年P30-33

(5)『沈黙の春レイチェル・カーソン 新潮文庫 平成21年 P340,348-349

(6)リヒァルト・ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指輪』の『ラインの黄金』より。

(7)『聖書』日本聖書協会の『ヨハネ黙示録』 P394-396

(8)『種の起源』(上) ダーウィン 岩波文庫 1994年 P372-373 (羽)

『性選択と利他行動』ヘレナ・クローニン 工作舎 1994年 P257のダーウィンの言葉 (羽)

(9)『別冊Jurist 憲法判例百選Ⅰ(第6版)』有斐閣 2013年 P14-19

(10)核の平和利用と国策たる原発・核燃サイクル・核武装(プルトニウム保有)政策に関しては、主に、『無核・無兵をめざして』日本バプテスト連盟 公害問題特別委員会編 2015年、『核大国化する日本』鈴木真奈美 平凡社新書 2006年 を参考にした。

(11)『自衛隊 変容のゆくえ』前田哲男 岩波新書 2007年 P55に以下の記述がある(一部略)

  …北朝鮮による能登沖不審船事件…、一時あやぶまれていた周辺事態法の審議はこの事件のあと急速に進み成立した。だが当時、官房長官だった野中広務氏の次のような見方もある。

「私は、官房長官在任中に北朝鮮の不審船事件に遭遇し、史上初の海上警備行動海上自衛隊に出した張本人です。けれども北朝鮮から麻薬を運ぶ船は常に日本に来ていたと思います。なぜあの時に発覚したのか、未だに不思議でなりません。あの時は防衛庁の不祥事が次々と出てきて、ガイドライン法案(97年ガイドラインは周辺事態を強調していた)が国会審議を混乱に陥れている時期でした。日本人はあの不審船事件で一挙にそういう問題から目を閉じてしまうことになりました。」

(12)『在日米軍 変貌する日米安保体制』梅林宏道 岩波新書 2017年 あとがきP262 より

「…日米安保体制は時とともに変質し、このような(国際法を無視しイラク戦争に走った無法国家等の記述が先にある)米国と一蓮托生の関係を作る軍事同盟になろうとしている。本書の執筆は15年ぶりに在日米軍の全体を辿る作業となったが、そこから改めて実感させられたのは、在日米軍日米安保条約とはほとんど無関係に存在している米軍の前進部隊であるという事実であった。在日米軍の戦闘部隊は何の制約もなく日本からアフガン、イラクの戦闘に参加し、イランの経済封鎖に加わった…。」

  上記の書と同様に本書にも多くの具体的記述があるので、ぜひ参照して頂きたいと思う。

 

第十章:黄金ひ

(1)(3)『不思議なダンス 性行動の生物学』R・マーグリス、D・セーガン 青土社1993年 P266,270(羽)

(2)『進化とはなにか』J・ハクスリー 講談社ブルーバックス 1991年 P86-87 (那)

(4)以下本文の“フィボナッチ数列”に関する記述は、主に次の書物から引用した。

『自然にひそむ数学』 佐藤修一 講談社ブルーバックス 1998年 (那)

(5)『ギリシャ数学のあけぼの』 上垣渉 日本評論社 1995年 P136-141(羽)

(6)『光学』ニュートン 岩波文庫 1983年 P365

(7)『ファインマン物理学Ⅱ』R・ファインマン 岩波書店 1999年 P124-125 

(8)『光学』ニュートン 前掲 P330-331

なお、以下本文の“元素と元素の周期表”に関する記述は主に次の書物を参考にした。

『元素』富永裕久 ナツメ社 2005年 (那)

(なお、元素の電子数とフィボナッチ数の関係式は本文筆者によるものである。)

(9)ニーチェハイエクの著書名

(10)“ウルトラセブン”に登場する宇宙人の名前。

(11)(12)『三人吉三講談社カセットより

(13)(14)『勧進帳講談社カセットより

(15)『インド宇宙誌』定方晟 春秋社 1992年 P122-124,129,147-149

本文はその他にも本書のP153-157,216-217,246-248,253-261等から影響を受けている。

(16)以下は『マクベス』より、マクベスが短剣を意識して言うセリフをもじったもの。

(17)『ハムレット』より

(18)『般若心経・金剛般若経中村元紀野一義訳注 岩波文庫 1998年 P15

 

第十一章:美の作用量子

(1)前掲のマクベス夫人のセリフ。以下本文に何度か引用。

(2)『ダーウィンの覗き穴』M・スヒルトハウゼン 早川書房 P168-169,222-223 (市)

 なお、“ベニスに死す”とは、ヴィスコンティーの映画の名前。

(3)以下のカエルのお話は、落語の『二階ぞめき』より。

(4)以下『聖書』の『創世記』(中公P59-64)より。

(5)『愛が実を結ぶとき』R・マーティン P12-13,179-185 (市)

また、本文以下の直立二足歩行等のヒトの進化に関する記述は、主に次の書物から引用した。

『早すぎた二足歩行』太田次郎 光文社 1991年 P17,52,125,162-163 (那)

『ひ弱になる日本人の足』近藤四郎 草思社 1993年 P144-145 (那)

(6)『白浪五人男』の弁天小僧。講談社カセットより

(7)『不思議な数列フィボナッチの秘密』A・ポザマンティエ、I・レーマン 日経BP社 2010年 P10-11,117(市)

(8)『黄金比はすべてを美しくするか』M・リヴィオ 早川書房 2005年 P12,82(県)

(9)から(15)まで、物理学に関する記述は、主に次の書物から引用した。

『1からはじめる量子化学』上田豊甫 三共出版 2003年 P12,169 (大)

『物理定数とは何か』西條敏美 講談社ブルーバックス 1996年 (那)

『新しい高校物理の教科書』山本明利、左巻健男 講談社ブルーバックス 2006年 P222,308,319-321

量子論の世界がわかる』五十嵐靖則 ベレ出版 2003年 P28,42-43,63-64,68-77,92-93(大)

『新しい量子生物学』永田親義 講談社ブルーバックス 1990年 P144-145 (那)

量子化学-基本の考え方16章』中田宗隆 東京化学同人 1995年 P8,20,21,27-29,36-41(大)

『物理のABC』福島肇 講談社ブルーバックス 1992年 P168-173 (那)

量子力学の世界』片山泰久 講談社ブルーバックス 1994年 P70-75 (那)

『光と電気のからくり』山田克哉 講談社ブルーバックス 1999年 P130-131,140-149(那)

『10歳からの量子論』都築卓司 講談社ブルーバックス 1993年 P28,75,80-81 (那)

『光学』ニュートン 前掲 P352

(16)から(29)まで、ネアンデルタール人等の人類進化の記述については、主に次の書物から引用した。

『人類はどこから来て、どこへ行くのか』斉藤隆央 化学同人 2013年 P46,260-261 (市)

『アナザー人類興亡史』金子隆一 技術評論社 2011年 P43,182-183,210-215,221 (那)

『遺伝子で探る人類史』ジョン・リレスフォード 講談社 2005年 P30,74-75,116-117,120,197(那)

『人類の起源』エルベール・トマ 創元社 1995年 P88,94-95,116-119 (那)

『愛が実を結ぶとき』前掲 P197-199

『人類進化700万年の物語』チップ・ウォルター 青土社 2014年 P164-169,178-181 (市)

『人類進化の謎を解き明かす』ロビン・ダンバー 合同出版 2016年 P188-191 (市)

脳科学の真実』坂井克之 河出バックス 2017年 P138-141 (大)

『脳を究める』立花隆 朝日新聞社 2000年 P140 (羽)

また2018年2月23日の朝日新聞には、スペインで6万年前にネアンデルタール人によると見られる洞窟壁画が発見されたとの記事がある。

(30)『動物は何を考えているのか?』日本比較生理生化学会 共立出版 2009年 P69,128(大)

(31)『聖書』日本聖書協会の『コリント人への第二の手紙』P280

(32)以下『勧進帳』のセリフ。講談社カセットより

(33)落語『風呂敷』より

(34)阿波踊りの女性踊りの掛け声

 

第十二章:ムシのお知らせ

(1)中原淳一画伯の作品(昭和14年)(県)

(2)『夜と霧』V・E・フランクル みすず書房 1995年 P121-125,141-142

(3)ワーグナーニーベルングの指輪』より。また以下のジークフリートの話も同様。

(4)マーラーの歌曲より

(5)マーラー交響曲第2番『復活』より

(6)『ミツバチの羽音と地球の回転』とは鎌仲ひとみ監督の映画の名前。

筆者はこの映画を3.11の前に見ていたお陰で、シーベルトの意味を事故後すぐに理解できた。

(7)(8)以下のミツバチに関する記述は、主に次の書物から引用した。

『ミツバチの会議』T・D・シーリー 築地書館 2013年 P19,84-85,88,186,246-249,266(市)

『動物は何を考えているのか?』前掲 P204-205

(9)『不思議な数列フィボナッチの秘密』前掲 P68-69

(10)以下は『ダーウィンが信じた道』E・デズモンド、J・ムーア 日本放送出版協会 2009年 P201(大)

また『ミミズと土』ダーウィン 平凡社ライブラリー P37,93,208,284-285(羽) からの引用。

(11)落語『お茶汲み』より。以下本文には古典落語からの引用多し。

(12)(13)『白浪五人男』より弁天小僧のセリフ。講談社カセットより。

(14)『人類はどこから来て、どこへ行くのか』前掲 P11,133,144-145

(15)以下のウシからネコまで、その他も古典落語からの引用で、主に次の書物による。

付き馬、鹿政談、らくだ、王子の狐、お若伊之助、三枚起請、猫の災難、鰻の太鼓、大工調べ等。『ガイド落語名作100選』京須偕充 弘文出版 1999年 (那)

(16)『聖書』中公 P72

(17)『聖書』中公 P163

(18)以上は『ゴキブリ3億年のひみつ』安富和男 講談社ブルーバックス1993年 P61,111,132,182-183(那)

(19)『進化とはなにか』前掲 P80-81

(20)『聖書』中公 P71-72

(21)これは指揮者近衛秀麿氏が、フルトヴェングラーをもじった洒落と記憶している。

(22)以下は落語『居残り左平次』をもじったもの。

(23)以下は『生物は磁気を感じるか』前田坦 講談社ブルーバックス1993年 P118-119からの引用。(那)

(24)以下は『地磁気逆転X年』綱川秀夫 岩波ジュニア新書2002年 P116,121,124,126-127の引用。(那)

なお、『地磁気逆転と‘チバニアン’』菅沼悠介 講談社ブルーバックス 2020年P132-134(那)には、“地磁気エクスカーションによる地磁気強度の極端な低下によってオゾン層が破壊され、その結果として紫外線強度が急激に増加し、この影響でネアンデルタール人が絶滅した”との、2019年のジェイムズ・チャネル氏らによる仮説が紹介してある。

 

第十三章:絶望の底

(1)前掲本のP209よりゲットーや強制収容所等の写真が続くが、その中にこの1枚がある。

(2)以下は『元兵士が語る・戦史にない戦争の話』曽根一夫 恒友出版 1991年(那) から引用した。なお、この書物の著者は、あとがき(P276-277)に次のように記している(中略あり)。

 “・・戦争の裏面を告白したのを快しとしない人たちは「非愛国者だ」と非難するに違いない。だが私は、本書を執筆したことに間違いはないと確信している。戦争の裏面とは将兵の戦場心理、戦争に狂って凶暴化して蛮行を犯す将兵の姿であり、これを見ずして本当の戦争は理解できない。戦争の表面は、学者、戦史研究者等による戦争記録で知ることができるが、裏面は体験した者しか知っていない。私は体験した者の一人として、現代の人に知らしめる責任を感じて執筆した。”

(3)前掲。石牟礼道子氏の言葉。

(4)以下『現代の科学Ⅱ』中公バックス世界の名著80 湯川秀樹井上健 中央公論社 1997年 にある『医学の将来』セント・ジェルジ P512-513からの引用。

(5)『聖書』中公 P62

(6)『マクベス』より

(7)から(9)まで『生物はなぜ進化したか』浅間一男 講談社ブルーバックス 1993年から、次のページより順に引用した。P234-235,159-163,164-165,250 (那)

(10)『別冊日経サイエンス185』2012年のP44-45、S・マースキーの文を参考にした。(市)

(11)精子半減以下の記述は『メス化する自然』D・キャンドバリー 集英社1998年P40-41,136-137,178,255

(12)『チェルノブイリ被害の全貌』A・V・ヤブロコフ、V・B・ネステレンコ他 岩波書店 2013年 P92-98

(13)ショスタコビッチ交響曲第13番「バビ・ヤール」より

(14)ある牧師様の言葉

(15)歌舞伎『鳴神』のセリフより

 

第十四章:ホモ・ニアイカナンレンシス

(1)『太陽と地球の不思議な関係』上出洋介 講談社ブルーバックス 2011年 P208-213 (那)

(2)(3)『生物は磁気を感じるか』前掲 P90-93,96-97,109,124-125,168-169,182,190

(4)『脳を究める』前掲 P118,154-157,160-161

(5)『脳科学の真実』前掲 P138-141

(6)『磁気光学の最前線』坪井泰住、日比谷孟俊 講談社ブルーバックス 2017年 P222-225 (那)

(7)以下のMRIに関する記述は、主に次の書物から引用した。

『磁力の科学』久保田博南、五日市哲雄 B&Tブックス 日刊工業新聞社 P95-98

『医療機器が一番わかる』岡田正彦 技術評論社 2009年 P152-155 (那)

『絵でわかる現代物理学』小暮陽三 日本実業出版社 1993年 P66-67 (那)

(8)『生物は磁気を感じるか』前掲 P182

(9)『最高のガン治療を受ける方法』奥仲哲哉 エクスナレッジ 2013年 P65-66,96-97 (那)

 『頭を切らずに治すガンマナイフ最新治療』林基弘 講談社 2010年 P14,17,171-173(那)

(10)『図解・原発のウソ』前掲 P48-49

(11)以下の太陽光エネルギーと可視光に関する記述は、主に次の書物から引用した。

『オーロラの科学』上出洋介 誠文堂新光社 2010年 P152-153 (那)

『絵でわかる現代物理学』前掲 P16-17

(12)以下のシューマン共振に関する記述は、主に次の書物から引用した。

『電波は危なくないか』徳丸仁 講談社ブルーバックス 1993年 P88-91,202 (那)

『光と電波』徳丸仁 森北出版 2000年 P194-195 (県)

(13)『見えない恐怖・放射線内部被曝』松井英介 旬報社 2011年 P41

(14) 『図解・原発のウソ』前掲 P49

  『市民科学者として生きる』高木仁三郎 岩波新書 2006年 P99,104-106

(15)『聖書』中公 P59

(16)電子対生成と核医学のPETに関する記述は、主に次の書物から引用した。

『絵でわかる現代物理学』前掲 P46-47

脳科学の教科書』理科学研究所・脳科学総合研究センター編 岩波ジュニア新書 2013年 P42-43(市)

『匂いとヒトの脳』外池光雄 フレグランスジャーナル社 平成23年 P50-52 (市)

『改訂版・放射線基礎計測学』三枝健二他 医療科学社 2013年 P4-6,16-25,124-125 (大)

(17)『ゴリラとヒトの間』山極寿一 講談社 1993年 P297 (羽)

(18)赤塚不二夫氏のマンガより

 

 

第Ⅲ部

第十五章:不屈の抵抗作戦(前)

(1)落語『狸賽』より

(2)動物のいわゆる同性愛的な行為については、主に次の書物を参考とした。

 『ゴリラとヒトの間』前掲 P180-183,210-212,265-272

 『オトコの進化論』山極寿一 ちくま新書 2003年 P48,84-85,88-89,94-99 (県)

 『セックス・イン・ザ・シー』M・J・ハート 講談社 2017年 P162-165,229-231 (市)

なお、筆者は現に、散歩中の二匹の雌の柴犬が、交尾の姿勢(雄役をするのは一方に限られる)を模しながら戯れているところを見たことがある。

(3)ショスタコビッチのオペラ『鼻』による。

(4)(6)『勧進帳』のセリフを引用。講談社カセットより。

(5)『平家物語』の『敦盛最期』より

(7)‘心を一つ’とはムッソリーニの演説によく出たセリフ。

(8)エイゼンシュタインの映画の名前

(9)落語『蛙茶番』より

(10)落語『品川心中』より

(11)『平家物語』の『逆櫓』より

(12)以下『勧進帳』のセリフもどきが続く。

(13)前掲の自民党憲法改正草案より

(14)『新たな日米防衛協力のための指針(新ガイドライン)』朝日新聞 2015年4月28日記事より。また、同新聞の2015年5月12日記事『読みとき安全保障法制』も参考とした。

 

第十六章:不屈の抵抗作戦(後)

(1)以下、「 」内の避難と被ばくの証言は、主に次の書物から引用し、また参考とした。

『福島から伝えたいこと』福島県立高校教職員組合女性部 第2集 2013年 P73-75,86-87

『3.11避難者の声』東日本大震災避難者の会 2017年 P23-25,35-36,44,51-56,60-66,102-104

放射能はイヤ!被ばくしない権利のための西日本公聴会&つどい』証言集 

放射能健康診断100万人署名全国実行委員会 2014年 P2-4,12-22

放射能健康被害を訴える大阪公聴会・証言集』同上 2015年 

『子ども脱被ばく裁判・4.11記念講演会報告集』子ども脱被ばく裁判を支える会西日本 2015年

『母子避難、心の軌跡』森松明稀子 かもがわ出版 2013年 P33-37,88-90,140-141

本文の記述は、まさに氷山のほんの一角にすぎないもので、上記の書物だけでももっと多くの証言が寄せられている。

 

なお、本文に何度もある“空間線量年20mSv、食品基準100Bq/kg、ゴミの基準8000Bq/kg”について今一度整理をする。(Sv:シーベルト、mSv:ミリシーベルト、μSv:マイクロシーベルト、Bq:ベクレル)

○一般公衆の被ばく限度は年1mSv。これは原子炉等規制法、放射線障害防止法にある。(原発労働者の場合は、5年間で100mSv。)

○年5.2mSv以上の所は放射線管理区域として管理せねばならず、セシウム137が4万Bq/1㎡以上のものは持ち出し禁止で、18歳未満は立ち入り禁止、飲食も不可。これは放射線障害防止法、医療法、電離放射線障害防止規則、人事院規則にある。

○クリアランス・レベルの規制(一般の廃棄物として処理できるものと、低レベル放射性廃棄物として管理すべきものとを分ける規制)として、セシウム137で100Bq/kg等がある。これは‘原子炉等規制法におけるクリアランス制度’にある。

 

以上3つの3.11前の規制のダブルスタンダートとして、3.11後は次のものがある。

ICRPによる一般人の許容限度1mSv/年が、20mSv/年に引き上げられた。

ちなみに、ECRRはこのICRPの一般人の許容限度1mSv/年に対して0.1mSv/年、原発労働者のそれも50mSv/年に対して0.5mSv/年に引き下げるべきだと主張している。

○食品の許容線量限度値として、セシウム137で飲料水は10Bq、乳幼児食品は50Bq、主食の米を含むその他の食品は100Bq/kg。(2012年4月から、3.11後それまでは食品は500Bq)

なお、これらはウクライナベラルーシの限度値よりも高いものが多く、両国はセシウムストロンチウムの双方の値を示しているが、この限度値ではセシウム137しか示していない。ちなみに、ドイツはセシウム137で乳児・子供は4Bq、大人でも8Bqである。

放射性セシウム8000Bq/kg以下の廃棄物は、従来と同様の方法により、焼却したり埋め立て処分したりすることができる。8000Bq/kg以下の焼却灰は一般廃棄物扱いで管理型処分場での埋め立て処分をしてよいことになっている。

 また、除染で出た汚染土について、8000Bq/kg以下の放射性セシウムが含まれた放射性汚染ゴミを全国の公共事業で利用できる(つまり放射能汚染ゴミは全国にばら撒かれる)。

 要するに、クリアランス・レベル(放射性物質としての管理をはずす値=これを下回れば普通のゴミとして扱われる)がセシウムでは100Bq/kgとこれ自身が高い値であるにもかかわらず、人間の食品の基準値と化し、またその80倍もの厳重に管理すべき放射性廃棄物レベルのものが、一般ゴミと同じように埋め立てが可能となり、しかもそれがセシウムだけでストロンチウム等の他の放射性物質は無視されているということが重大な問題なのである。

 これらは主に次の書物から引用した。

『いのちと避難生活をまもる京都公聴会・井戸謙一弁護士講演集』

うつくしま☆ふくしまIn京都 2017年 P7-22

『健康ノート・内部被曝からいのちを守る』松井英介 子ども救援基金 2014年 P30-31

『第二のフクシマ、日本滅亡』前掲 P178,199-204,237-238

内部被曝の脅威』前掲 P124-125

『あなたの隣の放射能汚染ゴミ』まさのあつこ 集英社新書 2017年 P14他

放射能のゴミをずさんに捨ててはダメ!』河野益近他 2017年 守田敏也氏による発行 

(2)『マクベス』より

(3)歌舞伎『勧進帳』『助六』のセリフより

(4)歌舞伎『白浪五人男』より

(5)歌舞伎『暫』より

(6)『マクベス』より

(7)以下、この白装束の女たちの情景は、筆者がモノクロ記録映画で見た沖縄・久高島の『イザイホー』の記憶によるもので、ノロとは琉球における女性の神官の呼称であり、フボー御嶽(うたき)とは久高島に現存する最も神聖とされる御嶽である。本文には、筆者自身の四国遍路と同じく沖縄巡礼(最も戦争被害のあった南部戦跡巡礼)、また参禅の経験が入っているので、これらが混同された記述も多いが、そこはご容赦頂きたいと思う。

(8)『勧進帳』より

(9)以下『聖書』中公の『出エジプト記』P181-182による。

(10)落語『死神』より

(11)ワーグナーの楽劇『パルジファル』より

(12)『チベット死者の書(バルド・ソドル)』おおえまさのり 講談社 1993年 P33,49,66より。

(13)『般若心経』より

 

第十七章:討ち入り本番(前)

(1)前章のとおり

(2)マーラー交響曲第8番の冒頭より

(3)歌舞伎『白浪五人男』より

(4)『雇用、利子および貨幣の一般理論』(上) ケインズ 岩波文庫 2010年 P88-89他

(5)『健康ノート・内部被曝からいのちを守る』前掲 P37-38

 『図解・原発のウソ』前掲 P46-47

(6)以下のヨシノとキンゴの発言については、主に次の書物から引用し、また参考とした。

 『健康ノート・内部被曝からいのちを守る』前掲 P24,32,35-45

 『‘脱ひばく’いのちを守る』前掲 

 『見えない恐怖・放射線内部被曝』前掲 P40-48,58,71-72,152-158

 『図解・原発のウソ』前掲 P42-66

 『内部被曝し続けている今いのちを守るために』前掲 

 『内部被曝の脅威』前掲 P74-125

 『被ばく列島』前掲 P22-23,27-30,52-59,72-73,80-101,130

 『放射線健康障害の真実』西尾正道 旬報社 2012年 

 『アヒンサー・未来に続くいのちのために原発はいらない・第5号』PKO雑則を広める会 2014年

 『あなたの隣の放射能汚染ゴミ』前掲 P77-84

 『チェルノブイリ被害の全貌』前掲 P276-277

  内部被ばくについて是非に知っておくべきことはこの発言に託したつもりではあるが、これらは中高生の履修レベルで理解できると思われるので、上記の書物等を通じて各自学習して頂きたい。

(7)ある反原発集会で聞いた言葉

 

第十八章:討ち入り本番(後)

(1)歌舞伎『白浪五人男』より。弁天小僧の女装がバレて、男と開き直る際のセリフ。

(2)魯迅の『阿Q正伝』より、阿Qみたいな卑屈な様子を示す。

(3)沖縄の“瀬長亀次郎氏”の記念館に行った時、このような逸話を聞いた記憶がある。

(4)『日米地位協定入門』前掲 P6-7

(5)ムッソリーニヴェネチア宮殿バルコニーからの宣戦布告演説より

(6)『身近な生き物オス・メス「見分け方」事典』木村悦子 ベレ出版 P18 (羽)

ここにメスがペニスのような器官をもち、オスの精子を吸い上げる交尾をする昆虫の話がある。

 

 

第Ⅳ部

第十九章:赤と光

(1)中村七之助氏の芸談より

(2)ワーグナーの楽劇『タンホイザー』より

(3)『聖書』中公の『創世記』P63-64

(4)“ヴォータンの槍”とは、ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指輪』に登場する神々の長であるヴォータンが手にする権力を象徴する槍のこと。また“ファスケスの棍棒”とは、古代ローマ帝国での権力の象徴とされた木が束ねられた斧のことで、これがファッショ=結束およびファシズムの語源となった。

(5)ゲーテファウスト』にあるセリフをもじったもの。

(6)パスカルの言葉をもじったもの。

 

第二十章:光知性原理

(1)『納棺夫日記青木新門 文春文庫 2009年 P91

(2)本文の記述は、この『Newton』と『ブルーバックス』シリーズに負う所が多い。

(3)以下、本文の“粒子と波の二面性”に関する記述は、主に次の書物から引用し、また参考とした。

『Newton別冊“量子論”第4版』ニュートンプレス(以下同じ) 2017年 

『Newton別冊“量子論”第3版』2014年 P54-73,80-81,146-147 (市)

『Newton別冊“ノーベル賞から見る現代物理学の系統”』2015年 P56-63 (羽)

『Newton別冊“素粒子のすべて”』2017年 P104-105,120-121,136-141 (市)

『Newton 光の量子論』2017年2月号 P44-59 (市)

『Newton』2016年11月号 P48-49,34-39 (市)

『量子が見せる超常識の世界』よりP116-117 B・エンクラート他 別冊日経サイエンス 2003年(県) 

『量子の逆説』別冊日経サイエンス199 2014年より、P8-17,36-39の谷村省吾氏による特集。また、P60-63のY・アハラノフ氏による特集。(県)

量子力学を見る』外村彰 岩波書店 1995年 P48-63 (那)

『量子の謎をとく』F・A・ウルフ 講談社ブルーバックス 1993年 P20-21,25 (那)

『新しい高校物理の教科書』前掲 P356-357

『物理のABC』前掲 P175-191

(4)『生物物理の最前線』日本生物物理学会 講談社ブルーバックス P156-159,257 (那)

(5)『量子力学を見る』前掲 P48-50 のR・ファインマンの言葉による。

(6)『原子理論と自然記述』ニールス・ボーア みすず書房 2008年 P13,109,313 (大)

また、本文周辺のその他の物理学の記述については、次の書物を参考とした。

『光と電気のからくり』山田克哉 講談社ブルーバックス 1999年 P91-95,101,128-131,140-149(那)

『E=mc二乗のからくり』山田克哉 講談社ブルーバックス 2018年 P108-109,140-141 (那)

(7)『Newton別冊“光速c”』P28-29,74-75,90-91 (市)

『図解雑学・単位と定数のはなし』小谷太郎 ナツメ社 P148-151 (羽)

『対称性から見た物質・素粒子・宇宙』広瀬立成 講談社ブルーバックス P255-256 (那)

『新しい高校物理の教科書』前掲 P222-,232,308

『宇宙のからくり』山田克哉 講談社ブルーバックス 1999年 P246-255

(8)『光学』ニュートン 前掲 P330-332,352,354-357

(9)『対称性』L・レーダーマン他 白揚社 2008年 P123 (大)

なお、本文はこの書の、P12-15,47,51,64-65,150-151,166-179,194-201からも参考とした。

(10)『宇宙のからくり』前掲 P101,107-108

(11)『勧進帳』より

(12)『原子理論と自然記述』前掲 P166-167

(13)『自然科学的世界像』ヴェルナー・ハイゼンベルグ みすず書房 1979年 P144-145(大)

(14)『現代物理学の思想』(下) マックス・プランク 法律文化社 1973年 P210-213(大)

(15)『Newton』前掲 2016年11月号 P48-49

『Newton別冊“量子論”第4版』前掲 P86-87

 また、以下本文の“定常波”に関しては、主に次の書物を参考とした。

『物理のABC』前掲 P149-151,174-175

量子力学の世界』前掲 P90-93

『量子の謎をとく』前掲 P114-119

(16)(17)(18)は、いずれも前掲の記述を参照。

(19)以下、“光電効果”に関しては、主に次の書物から引用し、また参考とした。

『Newton別冊“量子論”第4版』前掲 P30-33

『新しい高校物理の教科書』前掲 P308-309

『光と電気のからくり』前掲 P128-131,148-149

(20)このノイマンの説と“シュレディンガーのネコ”については、『Newton別冊“量子論”第3版』前掲 P80-81から引用した。

(21)『物質と光』ルイ・ド・ブロイ 岩波文庫 1996年 P263-264

(22)『聖書』中公 P72

(23)(24)以下の“量子もつれと非局所性”および“ベルの不等式”に関する記述は、主に次の書物から引用し、また参考とした。

『宇宙は‘もつれ’でできている』ルイーザ・ギルダー 講談社ブルーバックス 2016年

 P6-11,26-27,37,42-43,52-54,210-211,296-297,448-449,454-455,538-539,579(市)

量子力学のからくり』山田克哉 講談社ブルーバックス 2019年 P266-289

アインシュタインvs.量子力学』森田邦久 化学同人 2015年

 P70-71,168-169,201-203,218-219,222-223,288-289(市)

『量子革命-アインシュタインとボーア、偉大なる頭脳の激突』マンジット・クマール 新潮社2013年 P288-295,406-407,446-451,454-456,460-461(市)

日経サイエンス2019年2月号』P64-71“ベルの不等式”に関する谷村省吾氏の特集(市)

『時間の矢、生命の矢』P・コヴニー、R・ハイフィールド 草思社 1995年 P161-163,360(那)

『量子の逆説』別冊日経サイエンス199 前掲 P16

(25)以下“ハイゼンベルグ不確定性原理”に関しては、主に次の書物から引用し、また参考とした。

『新装版 不確定性原理』都築卓司 講談社ブルーバックス 2002年 P149-153,156 (那)

『図解雑学‘量子力学’』佐藤健二 ナツメ社 1998年 P128-139,198-201 (羽)

『物理のABC』前掲 P184-191

『Newton別冊“量子論”第4版』前掲 P70-71

 

第二十一章:相反性理論

(1)『老子荘子』中公バックス世界の名著4 小川環樹 1994年 P446,193

(2)『原子理論と自然記述』前掲 P106-107,109,262,287

(3)頼朝義経勧進帳生きるべきか死ぬべきかハムレット、権力か愛の断念か~ニーベルングの指輪、愛と死~トリスタンとイゾルデ、と各々からの引用。

(4)『聖書』中公 P62

(5)原爆に関しては、『原子爆弾』山田克哉 講談社ブルーバックス 2000年 を参考とした。(那) 原爆をめぐる科学(物理学)、歴史、政治等、総合的な視点から解説された非常に優れた書物である。

(6)『はだしのゲン』いうまでもない、中沢啓治氏の不朽の名作。

この書を少年少女期に読んだとことで、どれだけ多くの人々が救われたことだろうか。

(7)本文での“光=γ線による電子の対生成”に関しては、前掲のものに加え、次の書物も参考とした。

『E=mc二乗のからくり』前掲 P199-203

『地底から宇宙をさぐる』戸塚洋二 岩波科学ライブラリー 1995年 P40-46 (那)

『物質という神話』P・デイビス、J・グリビン 青土社 1993年 P168-173 (那)

反物質の世界』広瀬立成 講談社ブルーバックス 1992年 P40-41,56-57,172,176,184-187 (那)

『宇宙最大の爆発天体‘ガンマー線バースト’』村上敏夫 講談社ブルーバックス P14-17 (那)

『Newton別冊“素粒子とは何か”』P104-106 (県)

 

第二十二章:回帰

(1)歌舞伎『鳴神』より

(2)(4)歌舞伎『魚屋宗五郎』より

(3)落語『もう半分』より

(5)以下の『花見酒』については、前掲の『ガイド落語名作100選』より。

(6)マンデヴィルの『ハチの寓話』とは、“私益は公益”なる初期の経済学のエッセンスを語る寓話としてよく引き合いに出されてくる。

(7)『平家物語』より

(8)『アダム・スミス』『国富論』中公バックス世界の名著37 大河内一男 1992年

(9)『聖書』中公 P64,192より。 なお、正確には、“隣人の家を貪ってはならぬ”である。

(10)『マルクスエンゲルス』『資本論』中公バックス世界の名著54,55 鈴木鴻一郎 1995年を参考。

(11)『雇用、利子および貨幣の一般理論』前掲 より。

(12)『有閑階級の理論』ソーステイン・ヴェブレン 岩波文庫 1993年 より。

(13)前掲のヒルファーディングの言葉

(14)この数字は、『経済学の歴史』ガルブレイス ダイヤモンド社 1988年 P355 および、『大国の興亡』(下) ポール・ケネディー 草思社 1988年 P129,130 から引用した。

(15)『不確実性の時代』ガルブレイス著作集6 TBSブリタニカ 1980年 P306,331

(16)校長がここでいう折れ線グラフに関しては、筆者は実際に次の資料から作成した。

消費者物価指数の対前年比増減率については、厚労省平成23年度:労働経済の分析」における「賃金と物価の動向」と「主要労働統計表」、および総務省統計局「消費者物価指数」より。

・民間給与の対前年比増減率については、国税庁「平成22年分:民間給与実態統計調査」より。

(17)『現代資本主義と多国籍企業宮崎義一 岩波書店 1982年 P304,321-327他

(18)『破綻するアメリカ・壊れゆく世界』ノーム・チョムスキー 綜合社 2008年 P266

(19)『世界経済白書・年次世界経済報告』内閣府 1990年,1991年

(20)『金融が乗っ取る世界経済』ロナルド・ドーア 中公新書 2011年 P206-207

(21)『世界経済白書・世界経済の潮流』内閣府 2008年

(22)『聖書』前掲

(23)『経済学の歴史』ガルブレイス 前掲 P143

(24)“創造的破壊”とは、シュンペーターの言葉。

(25)(26)是枝監督の映画『万引き家族』とポン・ジュノ監督の『パラサイト-半地下の家族』。社会が作りだす貧困と家族という共通したテーマをもちながら、韓国の方がより歴史的、政治的なメッセージが強く出されているように感じられ、大変興味深かった。

(27)(29)(30)マーラー交響曲大地の歌』より

(28)歌舞伎『直侍』にて、実際に舞台上で蕎麦を食べるシーンがある。

(31)魯迅阿Q正伝』の最後のシーンによる。

(32)モーツァルトの歌劇『フィガロの結婚』に出てくる若者。男性だが女性(ソプラノ)が演じる。

(33)清の乾隆帝が造営した広大な庭園で、その一角にイタリア人宣教師カスティリオーネ設計によるベルサイユ宮殿を模したロココ調の建築物が並んでいたが、英仏の植民地侵略戦争で破壊された。筆者は頤和園に続いてこの円明園跡も訪れたが、一部再建の箇所を除き、荒廃したままだった。

(34)『聖書』中公 P64

(35)『フィガロの結婚』にて、女たらしのケルビーノが出征する際、見送りとして歌われるアリア。本文ではこれに続いて、ケルビーノのアリアである『恋とはどんなものかしら』が返歌とされる。

(36)マーラー大地の歌』より。マーラーは中国の漢詩をもとにこの曲を作曲したと伝えられる。

(37)『典座教訓・赴粥飯法』道元 講談社学術文庫 1998年 P76-80

 

第二十三章:満行の春

(1)『マクベス』より

(2)『ダフニスとクロエ』とはラベルのバレエ音楽

(3)以下はショスタコビッチの音楽についての筆者の体験。

(4)いうまでもない与謝野晶子の有名な詩で、戦場に行かされる弟への思いが込められている。

(5)政権獲得後まもないナチスによる自作自演の事件とされる。ナチスはこの放火事件で国民の敵意を煽り、共産党をはじめとする自分たちの邪魔者を排除することに成功した。権力による自作自演が、いかに国民を煽って自分たちに都合よく非合法を合法化するかという手口の典型と思われる。

(6)『聖書』中公 P62

(7)『チベット死者の書』前掲

(8)『般若心経・金剛般若経』前掲 P15

(9)(10)(11)(12)いずれも前掲の『宇宙は‘もつれ’でできている』ルイーザ・ギルダー著 

監訳者:山田克哉、訳者:窪田恭子 講談社ブルーバックス 2016年より、各々P296,37,449,9

 また、前掲の『量子力学のからくり』山田克哉著 P286-287より。

(13)(14)(15)(18)(20)いずれも前掲の『般若心経・金剛般若経中村元紀野一義訳注より、P10-38

(16)(17)(19)(21)いずれも『聖書』中公 各々P59,163,72,66,73より。

(22)ワーグナーニーベルングの指輪』『ラインの黄金』の“虹の架け橋”より。

(23)前掲の『チベット死者の書』より

(24)『聖書』中公 P71-72より

(25)(26)前掲の『般若心経』の最後の箇所より。

 

第二十四章:虹

(1)この河原崎長十郎氏の著作とは『歌舞伎入門』という名前だったと思うのだが、以下、弁慶の杖の持ち方に関しては、この長十郎氏の解説による。

(2)このアウシュビッツの生存者の証言は、NHKで観たドキュメンタリーの記憶による。

(3)以下、朝比奈隆氏に関する記述は、筆者自身の実体験による。

(4)『聖書』中公 P62

(5)以下、本文は、『聖書』中公P210より、『出エジプト記』の最後の記述をもじったもの。